映画「ファースト・マン」は人類史上、初めて月に降り立ったニール・アームストロングの自伝的映画です。
しかし、実話をもとに製作されているためか、「つまらない」などの評価も出ているようです。
そうした評価をふまえ、簡単なあらすじや私が観た感想、キャスト、配信サービスの情報などをお伝えします。
ネタバレもありますので、ご了承ください。
映画「ファースト・マン」についての情報をお伝えします!
実話に沿ったこの映画のキャストや音楽についての情報もありますよ。
この記事でわかることをチェック!
- 映画「ファースト・マン」が観られる動画配信サービス
→U-NEXTやAmazonプライムビデオで視聴可能です。無料トライアルあり。 - 1分で読める「簡単あらすじ」
→月に降り立つまでのニール・アームストロングの苦難の日々を描いています。 - キャストと配役
→アームストロング役はライアン・ゴズリング。 - 感想・見どころ
→苦難にも負けず人類史上初めて月に降り立ったニール・アームストロングの偉大さ。 - 1分でわかる「ニール・アームストロング」
→人類史上初めて月に降り立った人物。 - 使用されている楽曲・サウンドトラック
→オリジナル・サウンドトラックあり。 - 監督(デイミアン・チャゼル)について
→「セッション」や「ラ・ラ・ランド」で有名な監督。
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1分で読める「簡単あらすじ」
映画「ファースト・マン」は人類史上、初めて月面に降り立ったニール・アームストロングの実話に沿った物語です。映画好きはもちろん、宇宙好き、歴史好きな方々にもおすすめの作品です。
1分で読める「簡単あらすじ」で、予習・復習をしてみてはいかがでしょうか?
映画は1961年から1969年までのニール・アームストロングの人生を描いています。
映画は、娘のカレンの脳腫瘍による死という個人的な悲劇から始まります。この出来事はニールを深く打ちのめします。また、時を同じくして、テストパイロットの職において飛行停止命令が下されます。
そうした状況の中で、ニールはNASAの宇宙飛行士プログラムに参加し、そこに希望を見出そうとするのです。
彼は同僚たちと共に厳しい訓練を経験しますが、その中にはエド・ホワイトやバズ・オルドリンといった後のアポロ11号のクルーも含まれています。
彼らは次々と困難に直面しますが、特に、アポロ1号の訓練中の事故では三人の同僚が命を落とすという悲劇に見舞われます。その中には、親友も含まれていたのでした。
この事故によって世間からの当たりが強くなるNASAでしたが、そうした中でニールがアポロ11号のミッションに選ばれることになるのです。
仕事へのプレッシャーや娘や仲間の死により、孤独に逃げ込むように仕事に打ち込むニールであったが、彼の妻ジャネットと二人の息子たちは彼が絶えず死の危険にさらされることに深い不安を抱きます。
出発前夜。二人の息子と向き合い、自身の仕事の危険性について説き、息子や妻との折り合いをつけ、宇宙へと飛び立つのです。
そしてアームストロングは、個人的な悲劇と仕事における困難を乗り越え、ついに人類初の月面着陸に成功します。
映画は、1969年7月20日、アームストロングが「それは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては巨大な飛躍である」という歴史的な言葉を発し、月面に足を踏み入れる瞬間でクライマックスを迎えます。
その後、娘カレンのブレスレットを月面に残し、彼女の死と向き合う形でその悲劇を乗り越えるニールの姿が描かれるのです。
キャストと配役
役名 | キャスト | 備考 |
---|---|---|
ニール・アームストロング | ライアン・ゴズリング | 主人公。人類で初めて月面に降り立った人物。 |
ジャネット・アームストロング | クレア・フォイ | 夫に寄り添いながらも、家族を守るニールの妻。 |
エド・ホワイト | ジェイソン・クラーク | ニールに寄り添う友人。アポロ1号の訓練中に死亡。 |
ディーク・ストレイン | カイル・チャンドラー | ニールたちの上司。クルーの選抜担当。 |
バズ・オルドリン | コリー・ストール | アポロ11号のパイロット。ニールの次に月面に立った人物。 |
ボブ・ギルルース | キアラン・ハインズ | NASAの有人宇宙船センターの所長。 |
マイケル・コリンズ | ルーカス・ハース | アポロ11号の司令船パイロット。月には降り立っていない。 |
感想・見どころ
「つまらない」などと評価されてもいる映画「ファーストマン」。
しかし、ニール・アームストロングの人間性に焦点が当てられていて、偉人の精神性や生きざまに触れることができる良作だと私は思います。
みなさんは、どうでしょうか?
1分でわかる「ニール・アームストロング」
ニール・アームストロングは1930年にオハイオ州で生まれ、若くして航空への興味を抱くようになり、16歳の時にはすでにパイロットのライセンスを取得していました。
彼の名声を不動のものにしたのは、1969年のアポロ11号ミッションで、彼はこのミッションで史上初めて月面に降り立った人物となりました。
彼が月面に一歩踏み出したときに発した言葉、「これは一人の人間にとっては一歩、人類にとっては巨大な飛躍である」というフレーズは、その歴史的瞬間を象徴するものとなりました。アームストロングがアポロ11号のミッションで達成したことは科学的な意義だけでなく、人類の可能性を示す象徴的な出来事でした。それは、人間が地球を超えた世界を探求できること、そしてそれによって新たな知識や理解を得ることができることを証明しました。
ニール・アームストロングはその後も航空宇宙に関する研究に従事し、1971年にNASAを退職した後も大学で教鞭をとるなどして知識を後世に伝える役割を果たしました。
また彼は公の場でも積極的に語り、航空宇宙についての情熱を広めることに尽力しました。
2012年、82歳で亡くなったアームストロングですが、彼の業績は現在もなお、宇宙探査の歴史の中で最も重要な出来事の一つとして語り継がれています。
使用されている楽曲・サウンドトラック
背景にとけ込んでいながらも、個性的な楽曲が多かった気がします。
印象に残る曲がいくつかありましたが、それらはエンドロールの際に流れていました!
「オリジナル・サウンドトラック ファースト・マン」ジャスティン・ハーウィッツ
オリジナル・サウンドトラック ファースト・マン [ ジャスティン・ハーウィッツ ]映画内で印象的に使われていた曲は「Armstrong Cabin」「Another Egghead」「Sextant」「The Landing」辺り。サントラには「End Credits」という曲もあり、こられの曲のマッシュアップのような形式をとっています。
ジャスティン・ハーウィッツはデイミアン・チャゼル監督の「セッション」や「ラ・ラ・ランド」の楽曲も手掛けた音楽家です。
「ラ・ラ・ランド」では、「シティ・オブ・スターズ」でアカデミー歌曲賞受賞曲。
また、映画「バビロン」ではゴールデン・グローブ賞 最優秀作曲賞受賞しています。
監督について
デイミアン・セイヤー・チャゼルは、1985年1月19日生まれのアメリカの映画監督、映画プロデューサー、脚本家です。彼は、2009年にミュージカル映画『Guy and Madeline on a Park Bench』で映画監督、脚本家としてデビューしました。
2014年には、映画『セッション』で注目を集めました。
また、2016年にライアン・ゴズリング、エマ・ストーンが出演したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』において監督・脚本を務め、高い評価を得ました。第89回アカデミー賞では史上最多の14ノミネート(13部門)を受け、6部門を受賞しました。チャゼル自身も史上最年少となる32歳で監督賞を受賞しました。
彼はまた、ニール・アームストロングを描いた『ファースト・マン』でもライアン・ゴズリングと再びコラボレーションしました。
彼はその他にも多くの映画賞を受賞しており、その才能と実績は高く評価されています。
まだ若い監督ですね。これからどんどん名作を作り出してほしいですね!
おじさん、期待しちゃいます。