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「ザ・クリエイター/創造者」のネタバレあらすじ・キャスト・レビュー・ロケ地

ザ・クリエイター 新作映画

2023年10月20日(金)に公開された「ザ・クリエイター/創造者」あらすじ(ネタバレあり)や感想・レビュー、キャスト情報をお届けします。

「ザ・クリエイター/創造者」のあらすじ(ネタバレあり)

「ザ・クリエイター/創造者」は、AIにより核爆弾が落とされた後の世界におけるAIと人間たちの戦争と共存を描く、壮大なSFエンターテイメントです。

ふくろおじさん
ふくろおじさん

そんな映画「ザ・クリエイター/創造者」のあらすじです。
ネタバレありなので、これから観る人はお気をつけて―。

2分で読めます!

あらすじ(ネタバレあり)

2075年、人間を守るために開発されたはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を起こします。西側と呼ばれる国々は、AIとの共存を続けるニュー・アジアと紛争状態に陥ります。人類とAIの戦争が始まったのです。

元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、人類を滅亡させる兵器を開発したAIの創造者「ニルマータ」の暗殺任務を受け、ニュー・アジアへの潜入捜査を開始します。ニルマータの娘であるマヤ(ジェンマ・チャン)に接近するのです。
しかし、潜入捜査は失敗し、捜査中に現地で惹かれ合い妻となったマヤをも失ってしまうのです。

それから5年後、マヤが生きていると知らされたジョシュアは再度任務に就きます。それはニルマータがいるとされる軍事基地の破壊です。
激しい戦いの中、基地内でニルマータが作ったであろう兵器にたどり着きます。その兵器というのは幼い少女の姿をした超進化型AIだったのです。

そのAIをアルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)と名付け、ジョシュアはマヤを探すためにニュー・アジアの都市に向かいます。しかし、西側の兵士もジョシュアとアルフィーを追って都市に侵入します。

マヤの元へと向かう中、かつて潜入捜査時代に強い絆で結ばれていたニュー・アジアの兵士ハルン(渡辺謙)と再開します。そして彼にマヤこそがニルマータであり、アルフィーの母であることを知らされます。
さらにアルフィーはマヤとジョシュアが授かるはずだった子をスキャンしたものであることも知ったのです。

アルフィーをめぐる激しい攻防の末、ジョシュアはとうとうマヤの元へとたどり着いたのです。
しかし、マヤは植物状態になっており、AIによりただ延命されている状態でした。
妻と母の死と向き合うジョシュアとアルフィーは絆を強くし、西側との戦いに挑みます。標的は西側が誇る軍事要塞ノマド。

ジョシュアとアルフィーの二人は奇策でノマドに乗り込みます。
二人の力でノマドの爆破に近づきますが、最後の最後でアルフィーのみが脱出可能な状態に陥ります。
悲嘆に暮れるアルフィー。しかし無情にも脱出ポッドはアルフィーだけを乗せ発射されます。
残されたジョシュアはノマド内を行くあてもなく歩いていると、AIとなり記憶を取り戻したマヤに奇跡の再会をするのです。
そしてジョシュアはマヤと口づけを交わしながらノマドの爆破に巻き込まれていくのです。

ラストシーン。
脱出ポッドが無事地球に着地するとアルフィーが姿を現します。そしてアルフィーはノマドの残骸とともに人々とAIが喜ぶ姿を目の当たりにします。
父と母を失った悲しみの中、アルフィーも、精一杯の笑みを浮かべるのです。

キャスト情報

映画「ザ・クリエイター/創造者」のキャストは以下の通りです。

俳優名役名役柄
ジョン・デヴィッド・ワシントンジョシュア・テイラー元特殊部隊隊員
マデリン・ユナ・ヴォイルズアルフィー幼い人間の子供の姿をしたAI
ジェンマ・チャンマヤ / ニルマータジョシュアの妻であり天才科学者
渡辺謙ハルンニュー・アジアの兵士
スタージル・シンプソンドリュージョシュアの親友
アリソン・ジャネイハウエル大佐米軍大佐
ふくろおじさん
ふくろおじさん

主演の「ジョン・デヴィッド・ワシントン」はクリストファー・ノーラン監督の「テネット」でも主演でしたね。こちらも素晴らしい演技でした!

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感想・レビュー

ふくろおじさん
ふくろおじさん

SNSを見てても賛否ありますねー。
では、率直に私の感想を述べますー。

1分で読めるレビュー・感想

監督はギャレス・エドワーズで『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『GODZILLA ゴジラ』を制作しただけあって、その壮大な世界観は見事だと思うのです。

まずは、AIや機械が人類とともに暮らす姿が違和感なく描かれていて、本当に近い未来はそのような景色が当たり前の世の中になっているのではないかと思わせます。
機械がチベットらしきところで仏僧の格好をしているのも妙にしっくりきていましたね。
しかもこうした映像美、壮大さにもかかわらず予算はハリウッドでは中規模だというのだから驚きです。
以上のような近未来的な映像美、世界観に触れたい方は必見ではないかと思うのです。

しかし、一方でそれ以外の面で楽しめたかというと、正直微妙です。
というのは、ストリー展開がややご都合主義で、「えっ、そんなうまいこと行く?」というような場面が散見されました。おじさんには。
たとえば、主人公ジョシュアがアルフィーに出会い、その後たいした交流がないにもかかわらず、アルフィーがなぜか元いた場所の兵士たちではなく、ジョシュアについていくのかよくわかりません。まあ、ジョシュアの子どものコピーだという設定なので、本能と言ってしまえばそれまでですが…。
他にも最後のシーンでジョシュアはノマドに取り残され一人死を迎えることになるのですが、その時なぜか死に別れたはずのマヤのAIがいるのです。その前のシーンで、アルフィーがそのAIを見つけ起動させるのですが、なぜこの施設にマヤのAIがあるのか。都合よくジョシュアと感動の再会を果たすのか…。エンタメですから「ダメ」とかではないですが、ちょっと冷める瞬間でした。
また、最後の最後。ノマドが崩壊し、残骸が地上に落ちる中、ニュー・アジアの人たちが喜んでいる姿を見てアルフィーは笑顔になるのです。確かに、目標であったノマドを破壊し西側を一杯食わせた形になったので笑顔の意味は分かるのですが、ちょっと待ちなさい、あなた数分前に父のような存在亡くしてますよね? 数時間前には母の死に向き合いましたよね?
まあ、だからこそ目標達成が嬉しいというのもわかるのですが、どうなんでしょう?ちょっと個人的には違和感がありました。

総じて、ビジュアル面での素晴らしさは言うことはありませんが、登場人物の心情の機微やストーリー展開の都合の良さは気になる点が多々あった映画と言えるでしょう。
そして、テーマは“AIとの共存”というよりは“家族”という面に重きが置かれているように思います。そもそもアルフィーがAIである意味はそこまでない気が…。AKIRAのような超能力でも成り立つよね。

ロケ地・撮影場所

映画「ザ・クリエイター/創造者」の撮影は、以下の国々で行われました。

  • タイ
  • ベトナム
  • 日本(東京都の渋谷区・新宿区)
  • カンボジア
  • ネパール
  • インドネシア
  • カナダ
  • アメリカ

以上8か国で撮影が行われたようです。

まとめ

「ザ・クリエイター/創造者」まとめ

・あらすじ 
2075年、AIが核爆発を起こしたことで西側諸国とAI、AIとの共存を目指すニュー・アジアとの紛争が始まる。そこで戦う主人公ジョシュアと最新式AIのアルフィーとの共闘、交流を描く。

・キャスト
主人公ジョシュア役=ジョン・デヴィッド・ワシントン 
アルフィー役=マデリン・ユナ・ヴォイルズ

・レビュー・感想
近未来的な映像美や世界観は観る価値あり。一方でストーリーや登場人物の心情の表現にはやや違和感を感じ得る。

以上が映画「ザ・クリエイター/創造者」のまとめでした。
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ふくろおじさん
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しかも監督はあのクリスタファー・ノーラン!
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